駄文置場

PC、ガジェット、音楽に関して自分が興味がある事をツラツラと書いていく駄文置場です。

Sonarworks Reference 3 Headphone calibration

Sonarworks社の「Reference 3 Headphone calibration」を購入しました。
本家サイトにて40%OFFのキャンペーンを実施していた為、8000円弱でした。

このプラグインは、フラットなリファレンス・サウンドをヘッドフォンで実現する
次世代キャリブレーションというソフトウエアと言ううたい文句ですが、
実際どういった動作するのかさっそく試してみました。

<レジストレーションについて>
本題に入る前に注意(?)が1つあります。

このプラグインはオンラインでレジストレーションすると、
sonarworks側で利用登録されますが、
セルフメンテで、ディアクティベーションする仕組みはありません。

なので例えば、別PCにライセンスを移行するとか、
自作PCでパーツ組み換えの際、構成変更が大きく別PC扱いになってしまい、
結果としてライセンス登録がうまくいかなくなってしまった場合等は、
サポートに連絡をし、ディアクテーベーションしてもらう必要があります。

出きればiLokに対応するとか、PresonusのStudioOneのように、
サイトでセルフメンテの仕組みがあれば便利ですが、この点は少し注意が必要かもしれません。

<使用方法について>
さて、このプラグインの使い方ですが、

1)マスタバスの一番最後に本プラグインを指す。
2)モニタに使うヘッドフォン用のプリセットを選ぶ。
3)音がグッとかわって聞こえやすくなるので、ミックスをする。
4)プラグインを完全無効化(Cubaseで言えばグレーアウト状態)して、ミックスダウンする。

という簡単な手順です。

4)の完全無効化してミックスダウンというのはポイントのようで、
bypassだけだと、音が変化してしまう可能性があるようです。

もう1つ注意点ですが、ヘッドフォン用のプリセットを自分で作ることはできません。
有償でsonarworksに作ってもらうことはできるようですが、
基本的には提供された物を使う事になります。
ですので、対応していないヘッドフォンでは、利用できないという点は
抑えておく必要があるかと思います
また、ヘッドフォンのプリセットはプラグインをインストールしただけでは使えず、
アクティベーションをする事で後から追加インストールされ、
初めて使えるようになる仕組みになっています。

さて、このプリセットの役割ですが、ヘッドフォン毎の周波数特性を補正し、
フラットな音に変化させて聞こえるようにする事で、
使っているヘッドフォンの違いによるミックス品質のバラつきが生じないよう
補正するためのものです。

例えば、CD-900ST・SRH-840・K240Studioは、
それぞれに音の傾向や特性がありますが、プリセットを通してから聴くと、
ほぼ同じような音の傾向や特性で聞こえるようになります。

以下が、ヘッドフォンのプリセット画面です。
※画像は購入する前に、体験版を使っているときの画像です。

CD-900ST
900st
SRH-840
840
MDR-7506
7506
K240Studio
240

それぞれのプリセットの青い線がヘッドフォンの周波数特性であり、
これと真逆の補正をかけることで、
結果として、フラットな音を実現するという仕組みになっています。
(恐らく単にEQの周波数調整だけではなく、
他にも、何かしらの補正がかかっていると思います。)

<実際の使用感について>
言葉を選ばずに言うと、このプラグイン本当にすごい・・・の一言です。

実は今まで、CD-900ST、MDR-7506、ATH-M50、SRH840、K240Studio、HD6MIXと、
複数のヘッドフォンを使い分けていたのですが、
MDR-7506、ATH-M50、SRH840については、少なくとも使う事がなくなってしまいました。
(じゃんぱらに中古売却してしまい、その費用で、トータルバランス用に
K240Studioとの親和性も考慮し、AKGのK271MkIIを導入しました。)

今回売ってしまった3本はどちらかというと、
ミキシングにも使えるものの、リスニングにも使えるヘッドフォンであり、
シビアな調整というよりは、全体的なバランスをみる事に長けているヘッドフォンと認識しています。

そのため今までは、各楽器やボーカルの距離を900STでみて、
全体のバランスをK240Studioでみて、EQ、コンプの効きをHD6MIXでみて、
最後に、MDR-7506、ATH-M50、SRH840で視聴感を調整するというやり方をとっていました。
(録音時以外は、スピーカーで作業をした上でチェックという意味ですが)

しかしこのプラグインの導入によって、
癖のあるヘッドフォンがフラットな特性で鳴るようになってくれたため、
結果として最終的な視聴感調整をせずとも、一定の品質の作品が作れるようになりました。
(念のため最後にK271MkIIで聴きますが、本当にリスナー視点で聴いています。)

恐らく、今までヘッドフォンの出音(耳にきこえる音)を
キャリブレーションするプラグインは無かったように思います。

今後対応するヘッドフォンがどれだけ増えていくかが肝ではありますが、
使って得はあれど、損はしないプラグインだと思います。

\Device\RaidPort0 にリセットが発行されました

DELL Latitude E7250ですが、出荷時には LITEON社の128GBのSSDがついていたのですが、
容量が少し小さいため、crucialの250GBに換装をしました。CT250MX200SSD3というモデルです。

もちろん動作は問題なく、順調に動いているのですが、
ある日調べてみると、イベントマネージャに謎のエラーが発生している事がわかりました。

「デバイス \Device\RaidPort0 にリセットが発行されました イベント ID 129」

これは一体何がおこっているんだろう。

Port0なので、内蔵のSSDで何かしらトラブルが生じている事は間違いなし。
更にリセットがかかっているという事で、データロストの危険性があり、すぐ対処したくなります。

この事について色々調べたのですが、経緯はすっ飛ばして、結論だけ書きます。

実は、SSDの内容をバックアップしておこうと思い、
AcronisのTrue Imageというイメージソフトでバックアップを保管してあります。

どうやらこのバックアップデータを書き戻すと、SSDの省電力機能(LPM)が有効化されるようですが、
これが有効化されると、CT250MX200SSD3がエラーを吐くようです。

もちろん不具合というわけではありません。バックアップイメージを戻した時の弊害のようです。
(なので、クリーンインストール直後はエラーは吐かない)

という事で、レジストリを変更し対策しました。

ちなみに私は、インテルラピッド・ストレージ・テクノロジーをいれており、
バージョンは14.8.12.1059となっています。

バージョン11より前と、バージョン11以降でレジストリの場所が異なるようですが、
古いものを使っている方は既に少ないだろうという事で、バージョン11以降のみの場所を記載します。

====ここから====

1)コマンドプロンプトを開き、管理者権限でREGEDITを起動する。

2)HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\iaStorA\Parameters\Device を開く。

3)以下4点の値を、DWARDで追加し、全て 1 とする。(デフォルトで既に記載がある場合は弄らない)

DIPMの有効/無効の設定
Controller0PhyXDIPM(Xはポート番号)
Enable:1(Default)、Disable:0


HIPMの有効/無効の設定
Controller0PhyXHIPM(Xはポート番号)
Enable:1(Default)、Disable:0


HIPMで要求するLPMの状態
Controller0PhyXLPMState(Xはポート番号)
Slumber:1、Partial:0(Default)


DSTATE時にHIPMで要求するLPMの状態
Controller0PhyXLPMDstate(Xはポート番号)
Slumber:1(Default)、Partial:0


4)レジストリを閉じる。

5)インテルラピッド・ストレージ・テクノロジーを開き以下の画面を「無効」にする。

無題

6)PCを再起動する。

====ここまで====

手順は以上です。

上記の設定をした後しばらく様子を見ていますが、イベント ID 129のエラーは発生していないようです。
これでひと安心です。

しかし、まさかバックアップを戻すと、こんな弊害がでるとは・・・。

TASCAM VL-S3導入

モニタスピーカとして、TASCAMのVL-S3を導入しました。
いわゆる3インチモニタスピーカーと呼ばれる小型のパワードモニターです。

実は今まで、FOSTEXの4インチのモニタスピーカーPA-2を使っていたのですが、
私の机には少し大きくて、置き場所にこまっていました。

さて今回1インチ小さくなった事で、
特に低音・高音それぞれがモニタしづらくなっていないか心配したのですが、
実際に音を聞いてみて、その不安は一掃されました。

シンプルにいうと、サイズを感じさせない程しっかり音がなりますし、
モニタスピーカーとして十分な性能を発揮してくれます。

もしかしたら、クロスオーバー周波数が8Khzと高い事で、
サイズを感じさせない低音がでているのかもしれません。

いずれにしても1万円を切る価格でこれだけの音がなれば十分です!
とても満足しました。おすすめできるモニタスピーカーだと思います。

スタインバーグ A.O.M.プラグインエフェクト 期間限定プレゼントキャンペーン

スタインバーグさん(というかヤマハさん)が、

「A.O.M.プラグインエフェクト 期間限定プレゼントキャンペーン」

なる、大変魅力的なキャンペーンをはじめてくれました(笑)

A.O.M.といえば、まさに日本のプラグインの雄ともいうべき
素晴らしいプラグイン開発メーカであり、知る人ぞ知るメーカでもあります。

今回のキャンペーンで入手できるプラグインは4種類。

マキシマイザ、コンプレッサー、グリッチエフェクト、VUメータ

こんな感じです。そりゃ欲しいですわ!!

という事で、プラグイン代と割り切って、特典付きのUR12をポチ(笑)

無駄にインタフェース代に1万円払う位なら、
A.O.M.から正規版のプラグインかえるだろ!とつっこまれそうですが、
製品化されていない新規開発されたTau Compressorや VUメータがもらえたり、
G2と同じロジックの、Invisible Limiter Nanoが手に入るのはデカイです。

さて、前置きがながくなりましたが、
まだ現時点ではInvisible Limiter Nanoしか公開されていないので、
どんな音か少し検証してみます。まず、データ面です。

Windows7 x64 + Cubase 9 Pro-64bit で編集
元データはバルーン様のシャルルの2mix音源をお借りしました。
測定アプリはVoltをおかりしました。

今回は手持ちのマキシマイザ4種類で比較しています。

Invisible Limitter / Invisible Limitter Nano / DEEMAX / FG-X

FG-Xはコンプレッサーは無効にした上で、リミッターのみを使用し、
さらに一切パラメータをいじらず、リミッターのつまみだけをあげ
音圧を調整しています。

無題

上の図のように、音圧はRMS読みで -10.6db 程度まであげています。

その場合のラウドネス値を測定してみると、
FG-Xだけが若干(きもち)盛る傾向があるようですね。
ほかは大体同じ結果になりました。
とはいえ、どれも大きく違いはないと考えてよいとおもいます。



実際の音源はいかがでしょうか。まあどれも優秀ですね(笑)
全てが基準レベル以上という事を書いた上であえてレビューすると、

Invisible Limitter Nano >= DEEMAX >> FG-X > Invisible Limitter

というのが私の中での位置づけです。(あくまでも私の中では・・・です)

○Invisible Limitter

非常に味付けの少ないマキシマイザですね。
「良い意味でも悪い意味でも、そのまま音をでかくする」マキシマイザだと思います。

多少は倍音成分は付与しているのではないかと思いますが、協調しすぎていないです。

ただ逆にいえば、その分ちょっと物足りなく感じます。

なので、このマキシマイザを使う時は、十分に音圧を上げきった後で、
あと少し足りない!音は崩したくないという時に使うには向いているかもしれません。

単体で使うマキシマイザではないかもしれません。

○Invisible Limitter Nano

初代Invisible Limitterの弱点を見事にカバーしていますね。
Invisible Limitter G2の簡易版という位置づけですが、
メーカ側が設定してくれたプリセット限定になる半面、
ノブをあげるだけで音圧があがるという超簡単設計になっています。

ヘッドルームは広く、キレイに音圧をあげてくれる上、
更に厭味にならない程度に倍音成分が付与されていて、
明るく聞きごたえのある音に仕上がります。

2mixをドンと音圧あげたいならこれ!という1本だと思います。

○DEEMAX

DEEMAXも後発のマキシマイザで、設計はとても良いですね。
ワンノブを上げるだけというお手軽さも最高です。

Invisible Limitter Nanoと比べると、
少し低音が強めなのとコンプ感が若干増す感じがありますが、
これはこれでアリ!という音です。

元々製作者さんが、EDM系の音楽をされている方なので、
どちらかというと、派手な音の音圧上げに向いている設計だと思います。

汎用性の面で若干評価を下げましたが十分使えるマキシマイザだと思います。

○FG-X

一昔前、大流行りしたマキシマイザです。

Ver2.0が出る出るといっていたのですが、結局出る出る詐欺でおわっており、
Ver1.xxは今となっては少し設計が古いかもしれませんね。
低音、高音とも若干音を盛りすぎている所があります。

ただその分派手な音にはなるので、
音楽ジャンルによってはマッチする事もあるかとおもいます。

とはいえ、キリキリしすぎちゃうのが難点ではあります。

==

と、自分なりの感想を書きましたが、
好みの問題もあるので参考程度に見て頂ければと思います。

5月末までにリリースされる予定のTau Compressorもすごく楽しみになってきました。

UR824をRMAAProで測定する。

RMAAProを自分でも測定してみたかったので買ってみました。
(ASIOを測定できるものは3500円位のシェアウエアです)

★事前準備物

ソフト RMAAPro 6.4.1
ケーブル カナレ電気 SPC01 × 2本
(安い物で良かったのですが、音屋が1500円以下だと送料をとるので渋々)

★事前設定

UR824の背面のLINEOUT 3/4から、
UR824の正面のLINE IN 1/2へ、SPC01 2本を使いケーブルをつなぐ。
この時に、左右を間違えない事。


※家の環境ではLINE OUT 1/2はスピーカー出力で使っており、
繋ぎかえるのが面倒なのでLINE OUT 3/4で測定しました。

★注意事項

UR824はDSPを内蔵していますが、
通常DSPを完全に無効にする事は出来ません。
(ファームウエアのダウングレードなど強硬手段を取ればできますが)

そしてDSPが有効になっていると、
RMAAProのレベルが調整できないため、正しい値が測定できません。

ですが、ASIO出力については、UR824の設定でルーティングを変更する事により、
DSPを回避した出力ルーティングをつくる事が可能です。

一方、MME出力(いわゆる通常のヘッドフォンやライン出力)の場合、
DSPを回避したルーティングを作る事ができません。

そこで今回はASIOのみで測定する事にしました。
(MME出力で測定する方法を誰か教えてください・・・)

★RMAAProの設定

*以後はLineOut 3/4 → LineIn1/2にケーブル接続する前提で記載します。

無題

最初に右上のASIOの設定画面を呼び出し、
Channel 1とChannel 2を、それぞれ、UR824 DAW Out 3 or Out 4にします。
あわせてUR824のdspMixFxから、LINE OUT 3/4を DAW Out 3/4にします。

無題2

続けて画面左下のRun testsの、一番左のアイコン(スピーカーと雷)のアイコンをクリックし、
UR824のLine 1/2の音量を最小(一番左)に回した状態から、
Line OUTの音量(本体右側の出力つまみ)をゆっくりあげていき、
左右ともに概ね、-1.0dbになる位置まで音量をあげます。

Start testを押せば、テストが開始されます。

★テスト結果

RightMark Audio Analyzer test - [ASIO] Yamaha Steinberg USB ASIO

縦に長く、みづらくてすみません。

この結果について、実際良いのか悪いのかを少し比較してみたくて、
機種は違うのですが、同じスタインバーグのUR22mkIIを持っている方に測定をして頂きました。
測定は私と同じASIOで測定して頂いております。

jpg large
結果は、大変興味深いものになりました。

インタフェースの値段が高い安い、
どちらが良い悪いという意味では決してないのですが、
私の結果と比較すると、UR824を上位機種だとすれば、
UR22mkIIが下位機種という位置づけがうまく数値に表れています。
大きく差が出ているのはステレオクロストークの値などの差でしょうか。
またダイナミックレンジやノイズレベルは似たり寄ったりになっていますね。

測定して下さった方も一般的な家庭内利用であり、
電源回りも常識的な家庭用機材の範囲で使っていらっしゃるので、
ノイズレベルは普通にやれば大体こんな傾向になるんだな
という事がわかり、とても有意義なデータとなりました。

一方、UR824同士だとどうなのだろう・・・と思い、
海外の測定サイトと比較すると、

http://www.midifan.com/modulearticle-detailview-2716.htm
http://www.midifan.com/iarticle/mx/ur/34.jpg (RMAAの結果への直リン)

私の家のデータよりずいぶんと良い結果である事がわかります。(周波数特性だけ悪いのが謎)

恐らく測定方法だったり、電源まわりがクリーンだったり、
色々と違いがあるんだろうと思っています。
なかなかプロレビュアのようにはいきませんね。

こうして計測をしてみて、率直な感想はこんなものでしょうねという感じです。
ズバ抜けてよくないけれど、決して悪くもない。
全てがGood以上ですし、トータルVeryGoodはなかなか上等かなと思っています。

そのうち機会があればうちの環境でRMEのインタフェースを測定してみたいですね。
シンタックスのレンタルサービス受けようかな・・・。
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