駄文置場

PC(ハード・ソフト)関係やネット関連、スマホやタブレットの話題が中心ですが、時々雑記も書いています。

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今回はpingでサーバーの死活監視を行い、サーバーが停止した場合outlook.comにメールを送信する例で記載する。

★事前準備
ExPing(作者WoodyBells様):http://www.woodybells.com/exping.html
SMAIL(作者PicoLix様):http://www.picolix.jp/disp2.html

上記ソフトを事前に入手しておく。

★準備

ExPingとSMAILを任意のフォルダに解凍する。今回の例では、C:\exp133にExPingを、C:\smailにSMAILを解凍したという例で進める。

★★SMAILの設定

★batを用意する。

C:\smailフォルダの中にerror.batというbatファイルを作成する。
cd C:\
cd smail
smail -hSMTP-mail.outlook.com -fbbb@outlook.jp -sエラー通知 aaa@outlook.jp -d -i
上記例のポイントは3点。

1)-fbbb@outlook.jpは送信元メールアドレスとなるので任意に記載する
2)-sエラー通知の「エラー通知は」はメールのタイトルになるので任意に設定する
3)-sエラー通知の次のaaa@outlook.jpが送信先メールアドレスとなる

この3点を任意に修正して作成する。その他のオプションは記載例のままで問題無し。オプションの意味は興味があればマニュアル参照の事。なお本文は指定していないため、タイトルのみのメールが届く。

★smailの準備

続いてsmail.exeを起動し以下のように設定する。
smail
(2017/9/30追記)当初はAUTHPLANで動いていたのですが、現在は「AUTH-LOGIN」にしないとoutlook.comでは動作しないようです。ご注意下さい。

・SMTPユーザ名は、outlook.comでメール送信する先のログインIDを指定
・SMTPパスワードは、outlook.comでメール送信する先のパスワードを指定
・SMTP/SSL暗号化を使用するにチェックをいれる
・ポート番号は587
・TLSにチェックをする
・STARTTLS使用するにチェックをする

以上を設定した後、保存(S)で設定を保存する。POP3サーバーは何も設定しなくて良い。これでSMAILの設定は完了。

★★ExPingの設定

★監視対象とNG時処理
対象の(記述例)の下に、監視したいIpアドレスを入れる(192.168.100.1など)。また、オプション(O)から環境設定(O)を選び、NG設定を開き外部プログラムの起動にチェックをつけ、C:\error.batとして登録する。更にNGの指定回数は3回とする。
1
★環境
続けて環境タブに切り替えた上で繰り返し回数を3回にし、定期的に実行するにチェックをつけ、任意の分数にする。
2
以上ExPingの完了。

====

あとはExPingを監視元端末で実際に起動させておくだけです。

3回続けてエラーがでて初めてダウンと判断するようにすることで、確実にダウンしているか(もしくはネットワークが落ちているか)が判断できると思います。

なお、エラー時に飛んできたメールはこんな感じです(スマホ画面)
IMG_0928
タイトルしかない味気ないメールですが、十分死活監視には使えると思います。私は実際の運用では、送信先も送信元も自分のメールアドレスにしています。

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