NTT-Xで激安特価だったのでDELL Latitude E7250をポチってしまいました。型落ちとはいえ、BroadwellのCorei5搭載、B5軽量ノートで、1920*1080の液晶がついて送料こみこみ5万円前半という価格はかなり安いと思っています。
さて何故やすいか!の理由の1つだと思いますが、この製品Windows 10 Pro 64bitのダウングレード権利を利用し、Windows7 32bit ProというキワモノのOSがインストールされています。
逆にいえばWindows 10 Pro 64bitも、Windows7 32bit Pro も両方の権利が付属しているとも言えるので、Windows 10 Pro 64bitに戻して使おう!なんて気軽に考えて購入したのですが…。
これが結構大変だったのでその備忘録です。
<事前準備物>
・USBメモリ(16GB程度のもの)・・・1本
・USB外付けHDD(容量は小さくでも可)・・・1台
・Paragon Backup や Acronis True Imageなどのバックアップアプリ・・・1台
<準備作業1>
まず最初の作業ですが、出荷時のWindows 7 Proを、HDDまるごと、リカバリ領域も含めて、Paragon Backup や Acronis True Imageなどで、外付けUSB-HDDに完全バックアップします。
<準備作業2>
続いてDELL提供のWindows10 Proに戻します。
Windows7 ProのままDELLのサイトにアクセスし、PCのサービスタグを入れると、以下のようにWindows10のisoイメージとツールがダウンロードできます。
画面の指示に従いUSBメモリにisoのリカバリイメージをコピーしたら、作成したUSBメモリから起動をし、Windows10 Proにリカバリをします。
この時重要な注意点があります。
【 Windows 10 】 OS再インストール手順 - Dell OEM OSメディア使用
「インストール前に、電源を入れてF12を連打します。」の手順で画面を出した後、1番下の「Change Boot Mode Settings」を選び、UEFIモードに切り替えてからインストールを開始してください。Legacyモードのままですとインストールに失敗します。
インストールはネットワークに接続した状態で行います。やがてインストールが完了するとWindows10が起動しますが、がっかりな事に、DELLが提供するisoは、Windows 10の「Anniversary Update」ではなく初期のバージョンのままです。そのためインストール途中で「Anniversary Update」にアップデートがかかる形となります。
つまり初期のWindows10と、Anniversary Updateの2つのバージョンが混在した、汚れたHDDの状態での起動となってしまうのですね。
では何故わざわざ汚れた状態になるDELL製のWindows10をインストールするのか?ですが、その理由は、次の準備作業3で、MicrosoftからWindows10をダウンロードし、オンラインでライセンス認証を通すためなのです。
<準備作業3>
DELL製のWindows10が無事起動していれば、Microsoft側でハードが認証状態になっています。この状態でWindows 10 のダウンロードにアクセスし、インストールメディアを作るツールをダウンロードし、先ほどDELLのインストーラを作成したUSBに、Windows 10の「Anniversary Update」のインストーラを上書きして作り直します。
<インストール作業>
ここまでやって、やっと本格的なインストール作業にたどり着けます。まともに作業を続けても、恐らく3~4時間かかっているのではないでしょうか…。
以後は通常通りUSB起動をし、画面指示通りにWindows10をインストールします。そののち、Dellのサポートページ にアクセスしてサービスタグを入力し、必要なドライバをダウンロードしてインストールしていくだけです。
自分はアプリケーションはインストールせず、ドライバのみをインストールしました。これで全ての作業は完了です!!
恐らくここまでスムースに作業をすすめても、6~8時間はかかっていると思います…。
しかしDELLは、リカバリイメージをもうちょっと考えた方が良いのでは…。isoをUSBに焼いても、ドライバもアプリも自分でインストールしなければならないし、なにより、古い初期のWindows 10 Proのisoを未だに配っているとは…。手間が多くて不便ですよね。
===
以下余談ですが、実はこのPC通常は電源を入れっぱなしにしたまま、カバーを閉じて運用しています。
いわゆるヘッドレス運用という方法で、リモートデスクトップ接続やTEAMVIEWERを使い、ネットワーク経由で外部からアクセスしています。
ですが、カバーを閉じるとモニターの電源が連動してOFFになってしまい、グラフィックのパフォーマンスが著しく低下します。(特にTEAMVIWERはまともに動かなくなります)
そのため背面のHDMI端子に「CompuLab 4K Display Emulator」という製品を取り付けています。
これを付けることにより、モニタのカバーを閉じても、外部モニターが繋がっているように勘違いするため、 グラフィックのパフォーマンスは低下しません。
メーカーによってはカバーを閉じてもモニタへの給電が切れず、パフォーマンスが低下しないノートPCもあるようですが、DELLはしっかりモニタの電源が切れるようです(悪い事はありませんが)。
さて何故やすいか!の理由の1つだと思いますが、この製品Windows 10 Pro 64bitのダウングレード権利を利用し、Windows7 32bit ProというキワモノのOSがインストールされています。
逆にいえばWindows 10 Pro 64bitも、Windows7 32bit Pro も両方の権利が付属しているとも言えるので、Windows 10 Pro 64bitに戻して使おう!なんて気軽に考えて購入したのですが…。
これが結構大変だったのでその備忘録です。
<事前準備物>
・USBメモリ(16GB程度のもの)・・・1本
・USB外付けHDD(容量は小さくでも可)・・・1台
・Paragon Backup や Acronis True Imageなどのバックアップアプリ・・・1台
<準備作業1>
まず最初の作業ですが、出荷時のWindows 7 Proを、HDDまるごと、リカバリ領域も含めて、Paragon Backup や Acronis True Imageなどで、外付けUSB-HDDに完全バックアップします。
<準備作業2>
続いてDELL提供のWindows10 Proに戻します。
Windows7 ProのままDELLのサイトにアクセスし、PCのサービスタグを入れると、以下のようにWindows10のisoイメージとツールがダウンロードできます。
画面の指示に従いUSBメモリにisoのリカバリイメージをコピーしたら、作成したUSBメモリから起動をし、Windows10 Proにリカバリをします。
この時重要な注意点があります。
【 Windows 10 】 OS再インストール手順 - Dell OEM OSメディア使用
「インストール前に、電源を入れてF12を連打します。」の手順で画面を出した後、1番下の「Change Boot Mode Settings」を選び、UEFIモードに切り替えてからインストールを開始してください。Legacyモードのままですとインストールに失敗します。
インストールはネットワークに接続した状態で行います。やがてインストールが完了するとWindows10が起動しますが、がっかりな事に、DELLが提供するisoは、Windows 10の「Anniversary Update」ではなく初期のバージョンのままです。そのためインストール途中で「Anniversary Update」にアップデートがかかる形となります。
つまり初期のWindows10と、Anniversary Updateの2つのバージョンが混在した、汚れたHDDの状態での起動となってしまうのですね。
では何故わざわざ汚れた状態になるDELL製のWindows10をインストールするのか?ですが、その理由は、次の準備作業3で、MicrosoftからWindows10をダウンロードし、オンラインでライセンス認証を通すためなのです。
<準備作業3>
DELL製のWindows10が無事起動していれば、Microsoft側でハードが認証状態になっています。この状態でWindows 10 のダウンロードにアクセスし、インストールメディアを作るツールをダウンロードし、先ほどDELLのインストーラを作成したUSBに、Windows 10の「Anniversary Update」のインストーラを上書きして作り直します。
<インストール作業>
ここまでやって、やっと本格的なインストール作業にたどり着けます。まともに作業を続けても、恐らく3~4時間かかっているのではないでしょうか…。
以後は通常通りUSB起動をし、画面指示通りにWindows10をインストールします。そののち、Dellのサポートページ にアクセスしてサービスタグを入力し、必要なドライバをダウンロードしてインストールしていくだけです。
自分はアプリケーションはインストールせず、ドライバのみをインストールしました。これで全ての作業は完了です!!
恐らくここまでスムースに作業をすすめても、6~8時間はかかっていると思います…。
しかしDELLは、リカバリイメージをもうちょっと考えた方が良いのでは…。isoをUSBに焼いても、ドライバもアプリも自分でインストールしなければならないし、なにより、古い初期のWindows 10 Proのisoを未だに配っているとは…。手間が多くて不便ですよね。
===
以下余談ですが、実はこのPC通常は電源を入れっぱなしにしたまま、カバーを閉じて運用しています。
いわゆるヘッドレス運用という方法で、リモートデスクトップ接続やTEAMVIEWERを使い、ネットワーク経由で外部からアクセスしています。
ですが、カバーを閉じるとモニターの電源が連動してOFFになってしまい、グラフィックのパフォーマンスが著しく低下します。(特にTEAMVIWERはまともに動かなくなります)
そのため背面のHDMI端子に「CompuLab 4K Display Emulator」という製品を取り付けています。
これを付けることにより、モニタのカバーを閉じても、外部モニターが繋がっているように勘違いするため、 グラフィックのパフォーマンスは低下しません。
メーカーによってはカバーを閉じてもモニタへの給電が切れず、パフォーマンスが低下しないノートPCもあるようですが、DELLはしっかりモニタの電源が切れるようです(悪い事はありませんが)。
コメント
コメント一覧 (2)
NTT-X?
私もたまに利用しています。
ぽちっ、としてしまいそうな商品がたまに眠っていたりしますね。
さて、問題のDELLパソコンですが・・・win7へのダウングレード製品でした。
で、USBでDLしたものでwin10にしようとしたのですが、つまづき・・・。
DELLって、メンテは簡単、とググって出てきたり、聞いていたのですが・・・以外と難しいですね。いや、DELLに限らずかもしれませんが・・・。表現がおかしい?そう思う事もあります。
通りすがりでした。
そうですねOSの入れ替えは難易度はあると思います