スタインバーグさん(というかヤマハさん)が、

「A.O.M.プラグインエフェクト 期間限定プレゼントキャンペーン」

なる、大変魅力的なキャンペーンをはじめてくれました(笑)

A.O.M.といえば、まさに日本のプラグインの雄ともいうべき
素晴らしいプラグイン開発メーカであり、知る人ぞ知るメーカでもあります。

今回のキャンペーンで入手できるプラグインは4種類。

マキシマイザ、コンプレッサー、グリッチエフェクト、VUメータ

こんな感じです。そりゃ欲しいですわ!!

という事で、プラグイン代と割り切って、特典付きのUR12をポチ(笑)

無駄にインタフェース代に1万円払う位なら、
A.O.M.から正規版のプラグインかえるだろ!とつっこまれそうですが、
製品化されていない新規開発されたTau Compressorや VUメータがもらえたり、
G2と同じロジックの、Invisible Limiter Nanoが手に入るのはデカイです。

さて、前置きがながくなりましたが、
まだ現時点ではInvisible Limiter Nanoしか公開されていないので、
どんな音か少し検証してみます。まず、データ面です。

Windows7 x64 + Cubase 9 Pro-64bit で編集
元データはバルーン様のシャルルの2mix音源をお借りしました。
測定アプリはVoltをおかりしました。

今回は手持ちのマキシマイザ4種類で比較しています。

Invisible Limitter / Invisible Limitter Nano / DEEMAX / FG-X

FG-Xはコンプレッサーは無効にした上で、リミッターのみを使用し、
さらに一切パラメータをいじらず、リミッターのつまみだけをあげ
音圧を調整しています。

無題

上の図のように、音圧はRMS読みで -10.6db 程度まであげています。

その場合のラウドネス値を測定してみると、
FG-Xだけが若干(きもち)盛る傾向があるようですね。
ほかは大体同じ結果になりました。
とはいえ、どれも大きく違いはないと考えてよいとおもいます。



実際の音源はいかがでしょうか。まあどれも優秀ですね(笑)
全てが基準レベル以上という事を書いた上であえてレビューすると、

Invisible Limitter Nano >= DEEMAX >> FG-X > Invisible Limitter

というのが私の中での位置づけです。(あくまでも私の中では・・・です)

○Invisible Limitter

非常に味付けの少ないマキシマイザですね。
「良い意味でも悪い意味でも、そのまま音をでかくする」マキシマイザだと思います。

多少は倍音成分は付与しているのではないかと思いますが、協調しすぎていないです。

ただ逆にいえば、その分ちょっと物足りなく感じます。

なので、このマキシマイザを使う時は、十分に音圧を上げきった後で、
あと少し足りない!音は崩したくないという時に使うには向いているかもしれません。

単体で使うマキシマイザではないかもしれません。

○Invisible Limitter Nano

初代Invisible Limitterの弱点を見事にカバーしていますね。
Invisible Limitter G2の簡易版という位置づけですが、
メーカ側が設定してくれたプリセット限定になる半面、
ノブをあげるだけで音圧があがるという超簡単設計になっています。

ヘッドルームは広く、キレイに音圧をあげてくれる上、
更に厭味にならない程度に倍音成分が付与されていて、
明るく聞きごたえのある音に仕上がります。

2mixをドンと音圧あげたいならこれ!という1本だと思います。

○DEEMAX

DEEMAXも後発のマキシマイザで、設計はとても良いですね。
ワンノブを上げるだけというお手軽さも最高です。

Invisible Limitter Nanoと比べると、
少し低音が強めなのとコンプ感が若干増す感じがありますが、
これはこれでアリ!という音です。

元々製作者さんが、EDM系の音楽をされている方なので、
どちらかというと、派手な音の音圧上げに向いている設計だと思います。

汎用性の面で若干評価を下げましたが十分使えるマキシマイザだと思います。

○FG-X

一昔前、大流行りしたマキシマイザです。

Ver2.0が出る出るといっていたのですが、結局出る出る詐欺でおわっており、
Ver1.xxは今となっては少し設計が古いかもしれませんね。
低音、高音とも若干音を盛りすぎている所があります。

ただその分派手な音にはなるので、
音楽ジャンルによってはマッチする事もあるかとおもいます。

とはいえ、キリキリしすぎちゃうのが難点ではあります。

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と、自分なりの感想を書きましたが、
好みの問題もあるので参考程度に見て頂ければと思います。

5月末までにリリースされる予定のTau Compressorもすごく楽しみになってきました。