AsRockのDeskMini110/B/BB という、
Mini-STXベースのベアボーンを購入致しました。
用途としては、家庭内サーバーと
x264CPUパワーによるエンコード目的です。
<<構成>>
色々検討して以下のようにしました。
CPU:Intel Core i7 6700
CPUクーラー:RAIJINTEK 0R100003
M/B・CASE:ASRock DeskMini 110/B/BB
MEM:Crucial PC4-17000 CT2K8G4SFD821(8GBx2)
HDD:手持ちの2.5インチHD×2を流用。
CPUはKabyLakeも検討はしたのですが、
Win10以外正式サポートではないのでSkyLakeに。
それとACアダプタの出力を考慮した事と、
冷却面の不安も少しあったのでKシリーズもパスしました。
冷却面の不安も少しあったのでKシリーズもパスしました。
<<大きさ>>
大きさは写真の通りです。
横にQNAPのNASをおきましたが、似たような大きさです。
(QNAPが使い込まれていて埃まみれなのはお許しを)
ケース内は結構キツキツですが、配線がほぼ必要ないので、
<<質感>>
ケースの質感は値段相応でしょうか。この位で仕方ないかなと。
<<ACアダプタ>>
大きいです、笑
<<騒音>>
販売元で20dbと書かれている事もあり、
RAIJINTEK 0R100003を選びましたが、
RAIJINTEK 0R100003を選びましたが、
少なくともスペック同等の静かさは無いように思います。
うまく表現できませんが、煩い・・・とまではいかないにせよ、
9cmファンというサイズからくる高めのノイズが耳につきます。
9cmファンというサイズからくる高めのノイズが耳につきます。
<<発熱>>
発熱について、HWMonitorで測定してみました。
①アイドル状態
②長時間動画(youtube)を再生
③アプリ(DVDから6GB程度)をインストール
④x264(CPU)でエンコード
私の利用用途では最も重たいx264のCPUエンコードをしても、
クロック上昇もこの程度ですので、
端的にいうとオーバースペックだと思いました、笑
クロック上昇もこの程度ですので、
端的にいうとオーバースペックだと思いました、笑
2コアCPUはきついですが、4コアのi5で十分だったかもしれません。
次に発熱面ですが、CPUファンを50%の力で回していますが、
エンコード程度の負荷であれば、
1500回転あたりをずっとキープし回転数はあがりません。
キンキンに冷えているとはいえないものの、1500回転あたりをずっとキープし回転数はあがりません。
発熱としては問題ないレベルをキープできているようです。
念のため?CPUグリスを添付品ではなく、
所有していた別の物にした事が、結果として功を奏したかもしれません。
念のため?CPUグリスを添付品ではなく、
所有していた別の物にした事が、結果として功を奏したかもしれません。
ただ、騒音の所に書いたとおり、ややCPUファンの音がきになりますので、
対策をかね、TurboBoostをOFFにした上で、
対策をかね、TurboBoostをOFFにした上で、
もう少しCPUファンの回転数を落としてみようと思っています。
※このブログを書いた後に、TueboBoostをOFFにし、
CPUファンの回転数を更に150回転落として、
1350回転あたりで動作するように調整した結果、
エンコード中のピーク時でも47℃~48℃と変わらぬ温度を維持できました。
TurboBoost OFFは、当然ではありますが発熱対策には効果絶大ですね。
それとHyper-Threadingは、折角i7を買ったので意地でもONのままです、笑。
肝心のノイズは気持ち小さくなった・・・?という感じでしょうか。
7~9月が温度ピークなので様子をみつつ都度調整したいと思います。
CPUファンの回転数を更に150回転落として、
1350回転あたりで動作するように調整した結果、
エンコード中のピーク時でも47℃~48℃と変わらぬ温度を維持できました。
TurboBoost OFFは、当然ではありますが発熱対策には効果絶大ですね。
それとHyper-Threadingは、折角i7を買ったので意地でもONのままです、笑。
肝心のノイズは気持ち小さくなった・・・?という感じでしょうか。
7~9月が温度ピークなので様子をみつつ都度調整したいと思います。
<<まとめ>>
率直にいえば「使う人を選ぶPCである」と言ってよいです。
恐らくこのパソコンは、
つけっ放しで使う事を考える方が多いのではないかと思います。
ですが、ここまで書いてきたとおり、
静音PCとは言えずCPUファンの音が気になります。
一方で、このケースの縦横の小ささは本当にすばらしく一長一短があります。
私の場合、モニタもキーボードも繋げないヘッドレス運用で、
それなりに生活音のある場所に設置したので近寄らなければ気になりませんが、
寝室や書斎など、落ち着いた静かな場所で使う・・・となると、
TDP35W位のCPUに抑えたり、完全SSD化して廃熱性能を犠牲にしつつ、
CPUファンをかなりゆっくり回して音を防ぐ等、静音化の工夫が必要となります。
ただそこまで妥協するのであれば、
もっと小型のBRIXやIntelNUCを買ったほうがよいのでは…と、
なってしまうんですよね。こういった点から、使う人を選ぶPCだと考えています。
CPUファンは小太刀の方が静かだったのかなとか、
CPUはi5でもよかったなとか、個人的に考える点はありますが、
結果として、利用用途にはばっちりですので、買ってよかったなと思っています。
先々Scytheあたりから、
9cmファン45mm厚の薄型の静音CPUファンでも出てくれば、
唯一の不満点も解消するので、
こういったものの登場を期待しつつ暫く使っていこうと思います。
<<情報追記>> 2017/06/05
慣れは恐ろしいです。きになっていたCPUファン音ですが、
数日つかっていたらほぼ気にならなくなりました。
この部屋で眠れるかというと、私は静かじゃないと無理なので厳しいですが、
それでも、日常使いでは全く気にならなくなりました。
<<情報追記>> 2017/06/06
上に書いた通り、2.5inchのHDDを起動用OSに搭載しているため、
そもそも起動などは大変に遅いわけですが、
OSが起動して安定状態になってから再起動をかけ、
再度OSが立ち上がり、操作可能になるまでの時間を計測したところ、
3分15秒でした。
計測するとわかりますが、やっぱり遅いですね…涙
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