Core i7-7700Kを使っていますが、
Core i7-6700Kにダウングレード(?)する決意をしました。
その理由を以下に記載します。

<問題点1>:異常発熱問題

今回決意した最大の理由がこれです。

詳しくはパソコン(PC)の森様がまとめて下さっていますが、
我が家でも気温が上がってきた事が理由だと思いますが、
この現象が発生してしまいました。

具体的にどういった事が起こるのかですが、
以下のような事がおこります。

○4コアあるうち1つのコア温度が、突然60度~97度まで跳ね上がる。
○温度が上昇するコアはランダム。
○発生頻度は10秒~30秒間隔で1~2秒程度発生。

この問題について、米国のフォーラムでも問題が指摘されていましたが、
240mm程度の水冷クーラーをつけても防げないとの事。

そして本件のINTELの正式回答は以下の通りでした。

あなたが提供したフィードバックと、この行動を調査する際の忍耐力に感謝します。
アイドル温度からの瞬間的な温度変化を示す第7世代のIntel Core i7-7700Kプロセッサの動作は、
(ブラウザまたはアプリケーションまたはプログラムを開くなどの)タスクを完了する際には正常です。

私たちの社内調査では、予想された動作以外の温度変化や推奨される仕様は見られませんでした。
プロセッサの仕様については、「Intel Core i7-7700Kプロセッサの製品仕様」を参照してください。

ほとんどのマザーボードメーカーは、
カスタマイズ可能なファンスピードコントロール設定を提供し、
ファンの回転数(rpm)をスムーズに切り替えることができます。

デフォルトのファン速度制御設定を変更する方法については、
マザーボードの製造元のマニュアルまたはWebサイトを参照してください。

プロセッサの周波数や電圧の仕様を超えたり、
内蔵ヒートスプレッダ(「デリッディング」とも呼ばれます)を取り外すなど、
プロセッサ仕様外での動作はお勧めしません。
これらの措置はプロセッサの保証を無効にします。


ちなみにKabyLakeの熱限界は100度のようです。

確かに我が家では最大で95度~97度まで止まっていますから、
100度には達していませんが、
わずか3度低いからといって許容される問題では無いでしょう。

そして上に書いてある通り、コアの1つでもCPU温度があがるという事は、
その時PWM制御でCPUファンやケースファンがブン回るという事を意味します。
それに対するINTELの対策は、CPUファンの回転数をマザボ側でコントロールしろって、
それはおかしな話でしょう・・・と思う訳です。
だってそんな事をしたら余計に冷えなくなるではないですか・・・と。

はっきりいって、DTMをやっているのにこんなにブンブンファンがまわったのでは、
うるさくてかなわないわけです。

さすがにこの不具合?仕様?は、心を折らせるのに十分な問題でした。

<問題点2>:旧OSのサポート切れ

これは我慢すればなんとか…という話ではありますが、
Windows7 / Windows8.1の非サポート化が加速しています。

OSの動作だけであれば有志のパッチでなんとかなりますが、
CPU内蔵のGPUドライバまでもが、
Windows7 / Windows8.1で動かないように対策されてしまいました。

私は用途上QSVでのエンコードが必須で、内蔵GPUはどうしても動かしたいのですが、
SkyLake用のドライバをKabyLakeで動かすためには、
GPUドライバのINF書き換えが必須で、しかも書き換え量も多く、
間違えればOSの安定性にも影響出てしまいます。私にはどうやら対応は難しそうです。
(詳しい方ならやってやれない事はないでしょうが…)

<問題点3>:HTクラッシュバグ

SkyLake / KabyLake で HTを使うとクラッシュする問題が見つかりました。
ネットの彼方此方に記事があがっている件です。

これは6700Kでも発生するので、
今回買い替えた理由にはなりませんが、気になる所ではあります。

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という事で、Kaby Lakeに見切りをつけました。
市場からSkyLakeが姿を消してからでは遅いので、いまのうちかなと。

とはいっても全部1から作り直すということではなく、
所有しているマウスコンピュータのパソコンをばらし、
使える部品は流用という形で考えまして、
最終的に以下のような構成にしました。

CPUクーラー:虎徹 MarkII SCKTT-2000
CPU:Core i7-6700K
M/B:MSI Z270 GAMING PLUS
ケースファン:隼120 PWM SY1225HB12M-P x 2台(フロント用)
ケースファン:CLUSTER ADVANCE UCCLA12P(リア用)

マザーボードはケース内の配線も再利用しようと考えると、
コネクタ位置が似たものが良さそうという事で上記を選んでいます。

しかしKabyLakeには本当にまいりました。

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後日談です。発熱を図ってみました。
OCCTを10分まわした温度です。

概ね各コアは70度以下で飽和しています。
最大負荷でこれですから十分です!

2017-07-16-11h06-Temperature-Core #0
2017-07-16-11h06-Temperature-Core #1
2017-07-16-11h06-Temperature-Core #2
2017-07-16-11h06-Temperature-Core #3

さてここまで検証してあらためて確信をしましたが、
Core i7-6700Kの場合4コアきっちり同じタイミングで温度があがり、
4コアきっちり同じタイミングで下がってくれますし、
異常なコア温度上昇もありません。

一方、7700KはCPU負荷が全くかかっていない状態であっても、
十分に冷却をしていた状態だとしても、
突発的に60度~90度にあがる特性をもっているという事です。

7700Kはやはりとても使いづらいCPUだと思います。