DELLのノートPCを普段はホームサーバーとして利用しているのですが、壊れて修理となったので、その間(2〜3週間?)は、マウスコンピュータを24時間稼働とし、ホームサーバーとして利用する事にしました。
無謀にも7700K搭載のデスクトップPCを24時間稼働にするので、電気代と騒音をしっかり対策する必要があります。
まず改めて構成を記載します。
OS:Windows 10 Pro 64ビット
無謀にも7700K搭載のデスクトップPCを24時間稼働にするので、電気代と騒音をしっかり対策する必要があります。
まず改めて構成を記載します。
★NEXTGEAR i660GA1-DNBYCM
OS:Windows 10 Pro 64ビット
CPU:Core(TM) i7-7700K
CPUファン:虎徹 MarkⅡ(※自前で交換済)
CASEファン: 隼120 PWM SY1225HB12M-P x2(フロント) CLUSTER ADVANCE UCCLA12P(リヤ)(※自前で交換済)
メモリ32GB メモリ
SSD:240GB
HDD:2TB
グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX1070 / 8GB
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ ( DVD±R DL )
CPUファン:虎徹 MarkⅡ(※自前で交換済)
CASEファン: 隼120 PWM SY1225HB12M-P x2(フロント) CLUSTER ADVANCE UCCLA12P(リヤ)(※自前で交換済)
メモリ32GB メモリ
SSD:240GB
HDD:2TB
グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX1070 / 8GB
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ ( DVD±R DL )
カードリーダー:10メディア対応マルチカードリーダー
マザーボード: Z270 チップセット ( ATX )
電源 :700W 電源 ( 80PLUS(R) GOLD )
LAN:[ オンボード ]
サウンド: [ オンボード ]
赤くしたパーツはどうにかしないといけない部分と考えました。
まず騒音対策のため、ケースファンですが、隼120 PWM SY1225HB12M-P x1(フロント)のみとして、隼120 PWM SY1225HB12M-Pと、CLUSTER ADVANCE UCCLA12Pを停止させました(正しく言うと内部電源ケーブルを抜きました)。
次に消費電力削減のため、GTX1070も取り外しました。これであれば組み戻すのは簡単ですし、仮に故障が発生しても、すぐに戻して修理にだせます。本当は電源もプラチナムのものに変えて効率を上げた方がよかったのですが、それをやってしまうと復旧が大変なので断念しました。
更にBIOSの設定で、Turbo Boost と Hyper-Threading をそれぞれDisable(無効)にしました。また騒音対策のため、BIOSのファンコントロールを調整し、CPUファンと、ケースファンを、最小400回転に下げました。
更にWindowsの電源設定を変更し、ハードディスクのスリープ設定と、システムの冷却ポリシーを「パッシブ」に変更しました。
システムの冷却ポリシーを「パッシブ」にすると、システム温度が上がってきた場合、 CPUの動作クロックを下げる事が優先されます。ちなみに「アクティブ」の場合、 ファンの回転数を上げて冷やす事が優先されます。
つまり「パッシブ」に変更する事で、騒音対策にも繋がりますし、なるべく動作クロックを下げようと動くので、省電力につながるという事になります。
===
上記の変更を加えた状態で、 エコチェッカー ET30Dを使い、消費電力を測定してみました。
今回はファイルサーバー用途ですので、モニタ、キーボード、マウスは接続していません。メンテンナンスするときは、リモートデスクトップで遠隔操作をするようにしています。そのため、本体に刺さっているのは電源ケーブルとLANケーブルのみとなります。
まずアイドルからです。
※システム稼働後10分経過したのち、連続で10分程目視確認した平均的なワット数です。
21W
次に稼働中の状態です。なお、今回はファイルサーバー用途なので、喝入れのような事はしていません。利用用途に近い形で測定でするため、数ギガの大容量のファイルを、このPCから別のPCへ、ホームネットワークを使って、10分程連続でコピーをする時の状態を目視確認した平均的なワット数です。
25W
測定してみて、正直驚きました。7700Kでもかなり消費電力低いのですね。
つけっぱなし用途ですので、本来であれば10W以下が望ましいのでしょうが、今回は7700Kですので、これでもかなり驚くべき結果だと思っています。
では月の利用料金はいくら?と計算してみると、23時間はアイドル、1時間仕事をする計算で、約600W/日 となります。1kwh 23.5円で計算すると、1ヶ月で423円程度となります。許容範囲かなと思いました。
実は、非稼働時間はスリープさせ、さらなる消費電力低減を狙ったのですが、マジックパケットがどうしてもうまく流れず、WoLで起きてくれないので断念しました。
BIOSでErPをDisable にし、Lanで起きる設定をEnableにしてOSを起動、OSのデバマネで、マジックパケットで起きるようにNICの設定を変更、さらに電源管理のところでも起きるように設定を変更。さらにさらに高速スタートアップ無効。
・・・と、定番系の設定は全て施しているはずなのですが、なぜだろう・・・。
いずれにしても、良い意味で驚く結果となりました。
<追記>
DELLのノートPCが想像以上に早くかえってきました(実質1週間)。興味があり消費電力を測定してみました。
CPU Core i5-5300U
MEM 16GB
HDD 2.5inch USBを1台外付け(バスパワー)
モニタ 閉じた状態(ヘッドレス運用)
7W
外付けで2.5inchのHDDをバスパワー駆動してこれですので、ノートPCさすが・・・の結果となりました。という事であっさりマウスコンピュータの24時間稼働は終了となってしまいました。。。
<再追記>
DELLのノートPCは常時つけっぱなしで利用すると、時折謎のリセットがかかったり、再起動かけても、スタートアップに登録しているアプリが読み込まれなかったり、謎の動きをする事が判明。お陰様で、夜間にファイルコピーしていたものが失敗する始末。ムカッ!としてしまったので、イライラして売却しました、笑(短気)
想像していたより高くうれたので、その原資で NUC5I3RYHを購入しました。結論、超絶安定しています。さすがIntel製。消費電力も、アイドル 時で、
10W
と、低電力でばっちりです。
電源 :700W 電源 ( 80PLUS(R) GOLD )
LAN:[ オンボード ]
サウンド: [ オンボード ]
赤くしたパーツはどうにかしないといけない部分と考えました。
まず騒音対策のため、ケースファンですが、隼120 PWM SY1225HB12M-P x1(フロント)のみとして、隼120 PWM SY1225HB12M-Pと、CLUSTER ADVANCE UCCLA12Pを停止させました(正しく言うと内部電源ケーブルを抜きました)。
次に消費電力削減のため、GTX1070も取り外しました。これであれば組み戻すのは簡単ですし、仮に故障が発生しても、すぐに戻して修理にだせます。本当は電源もプラチナムのものに変えて効率を上げた方がよかったのですが、それをやってしまうと復旧が大変なので断念しました。
更にBIOSの設定で、Turbo Boost と Hyper-Threading をそれぞれDisable(無効)にしました。また騒音対策のため、BIOSのファンコントロールを調整し、CPUファンと、ケースファンを、最小400回転に下げました。
更にWindowsの電源設定を変更し、ハードディスクのスリープ設定と、システムの冷却ポリシーを「パッシブ」に変更しました。
システムの冷却ポリシーを「パッシブ」にすると、システム温度が上がってきた場合、 CPUの動作クロックを下げる事が優先されます。ちなみに「アクティブ」の場合、 ファンの回転数を上げて冷やす事が優先されます。
つまり「パッシブ」に変更する事で、騒音対策にも繋がりますし、なるべく動作クロックを下げようと動くので、省電力につながるという事になります。
===
上記の変更を加えた状態で、 エコチェッカー ET30Dを使い、消費電力を測定してみました。
今回はファイルサーバー用途ですので、モニタ、キーボード、マウスは接続していません。メンテンナンスするときは、リモートデスクトップで遠隔操作をするようにしています。そのため、本体に刺さっているのは電源ケーブルとLANケーブルのみとなります。
まずアイドルからです。
※システム稼働後10分経過したのち、連続で10分程目視確認した平均的なワット数です。
21W
次に稼働中の状態です。なお、今回はファイルサーバー用途なので、喝入れのような事はしていません。利用用途に近い形で測定でするため、数ギガの大容量のファイルを、このPCから別のPCへ、ホームネットワークを使って、10分程連続でコピーをする時の状態を目視確認した平均的なワット数です。
25W
測定してみて、正直驚きました。7700Kでもかなり消費電力低いのですね。
つけっぱなし用途ですので、本来であれば10W以下が望ましいのでしょうが、今回は7700Kですので、これでもかなり驚くべき結果だと思っています。
では月の利用料金はいくら?と計算してみると、23時間はアイドル、1時間仕事をする計算で、約600W/日 となります。1kwh 23.5円で計算すると、1ヶ月で423円程度となります。許容範囲かなと思いました。
実は、非稼働時間はスリープさせ、さらなる消費電力低減を狙ったのですが、マジックパケットがどうしてもうまく流れず、WoLで起きてくれないので断念しました。
BIOSでErPをDisable にし、Lanで起きる設定をEnableにしてOSを起動、OSのデバマネで、マジックパケットで起きるようにNICの設定を変更、さらに電源管理のところでも起きるように設定を変更。さらにさらに高速スタートアップ無効。
・・・と、定番系の設定は全て施しているはずなのですが、なぜだろう・・・。
いずれにしても、良い意味で驚く結果となりました。
<追記>
DELLのノートPCが想像以上に早くかえってきました(実質1週間)。興味があり消費電力を測定してみました。
CPU Core i5-5300U
MEM 16GB
HDD 2.5inch USBを1台外付け(バスパワー)
モニタ 閉じた状態(ヘッドレス運用)
7W
外付けで2.5inchのHDDをバスパワー駆動してこれですので、ノートPCさすが・・・の結果となりました。という事であっさりマウスコンピュータの24時間稼働は終了となってしまいました。。。
<再追記>
DELLのノートPCは常時つけっぱなしで利用すると、時折謎のリセットがかかったり、再起動かけても、スタートアップに登録しているアプリが読み込まれなかったり、謎の動きをする事が判明。お陰様で、夜間にファイルコピーしていたものが失敗する始末。ムカッ!としてしまったので、イライラして売却しました、笑(短気)
想像していたより高くうれたので、その原資で NUC5I3RYHを購入しました。結論、超絶安定しています。さすがIntel製。消費電力も、アイドル 時で、
10W
と、低電力でばっちりです。
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