ジャパンネット銀行からの1通のメールからそれははじまりました。
<2019年3月29日:2時4分>
朝おきてみるとVISAデビットの利用を案内するメールが届いていました。
深夜の2時4分に△円のお買い物(金額は伏せます)って・・・。
VISAデビットは、利用があると即時口座から代金が落ちるため、
すぐに利用を促すメールが届くのですが、深夜2時は寝ている時間。
この時間にVISAデビットを利用するはずもなく、
不正利用!?と気が付き、この件は始まりました。
<2019年3月29日:7時頃>
すぐにオンライン明細を確認しました。
すると確かに身に覚えのない利用が確認されました。
利用先は高級化粧品会社でした。
これは推測ですが、過去海外通販を利用する際に、
VISAデビットカードを利用した事があったのですが、
漏れたとしたらそこかな・・・と感じました。
という事で、まず以下を実施しました。
1)カード番号の変更
2)利用限度額の大幅減少
これで、以後の2次被害は抑えられるはず・・・です。
ジャパンネット銀行のVISAデビットカードは、
初期設定は1回の上限利用金額が結構な高額に設定されています。
もしもこの事に気が付いていて、上限利用金額を低めにしておけば、
今回の事は避けられたかもしれないのですが、今となってはあとの祭りです・・・。
という事で、気を取り直してジャパンネット銀行の補償について調べてみました。
まず、VISAデビットの不正利用の補償は、インターネットバンキングの場合、
1口座あたり年間500万円まで受ける事ができるようです。
次に補償申請の手続きについてですが、
ジャパンネット銀行のホームページを確認してみると、以下のような記載がありました。
問い合わせをするにしても「利用」が「確定」に切り替わってからの問い合わせが必要という事です。
銀行にデータが届き、確定利用とならなければ銀行も動く事が出来ないという事ですね。
過去の経験上「利用」が「確定」に切り替わるには2日~6日位かかるので、
少しの辛抱が必要そうです。
<2019年3月29日:10時頃>
今回の請求元となっているショップに電話をしてみました。
・購入した記憶がない事
・オーソリ状態のため却下してくれれば不正はとめられる事
をお伝えしたのですが、当然私からの注文履歴はなく、
注文履歴がないと特定が不可能なため、オーソリを止める事は出来ないとの案内でした。
これは当然っちゃ当然ですね・・・。
<2019年3月29日:11時半頃>
この日は午前半休をとり警察署に被害届けを出しにいきました。
但しVISAデビットの場合は銀行のお金がなくなったという事になり、
被害届は銀行が提出するものと教えてもらいました。
とはいえ、銀行も警察に相談しないと補償等もしてくれない事も理解してくれて、
”相談を受けた事を示す番号”と”刑事さんの名刺”を頂きました。
「この番号を銀行側に伝えれば調査の上補償してもらえるでしょう!」とのアドバイスと共に、
「何か不明点があったら気軽に電話してください!」との話も頂きました。
なんて親切なんでしょう、感謝!!
<2019年3月29日:16時半頃>
まだ「確定」ではなく「利用」でしたが、ジャパンネット銀行に電話をしてみました。
・警察へ届けた事
・請求元となっているショップへ問い合わせたが対応できないと言われた事
・自分以外の人間が利用する事はありえない事
・カード番号は既に停止(削除)した事
・利用可能金額を大きく引き下げた事
を伝えたところ、その後色々と丁寧にヒアリングはしていただけましたが、
ホームページのアナウンス通り「確定」に切り替わってからの対応になるとの事。
わかった事としては、不正引き落としがある前日、
“英語の会社名(会社名は教えてもらいましたが記載しません)からカード有効性チェックがあった”
という話を教えてもらいました。
また以下のアナウンスもありました。
「利用」の状態でも金額枠を抑えにくるので、
代金は仮引き落としされるという事(預かりのような形)。
その後ショップが注文を確定し、上に書いてあった英語のオーソリ会社を経由し
ジャパンネット銀行に注文確定データを送られるという事。
ここで初めて「確定」に切り替わり、実際の支払い処理が行われるという事。
「確定」になると正式に代金を何処の誰に支払うかが銀行側で確定する事。
と、これらを改めて教えてもらいました。
なお、今日を受付日とし30日以内に再度連絡がほしいとの案内でした。
もし30日近くなって「確定」になっていなくても必ず電話がほしいとの事でした。
以下、電話を切ってから自分で調べた事です。
・「利用」のまま切り替わらない場合は、出金日から60日後(出金日を含まず)に返金される。
・「確定」の場合は、既に支払い処理がされてしまっている事から事故対応となる。
という事のようです。どうあれ2~3か月はお金は戻ってこなそうで、トホホですね・・・。
<2019年4月4日:6時頃>
「利用」が「確定」に切り替わりました。
日中にジャパンネット銀行に問い合わせしてみる予定です。
<2019年4月4日:13時頃>
ジャパンネット銀行に電話しました。
結論からいうと最短でも1カ月半~最長で4カ月以上かかるとの回答でした。
初動対応としては、ジャパンネット銀行から1~2週間すると書類が送付され、
書類を記載しジャパンネット銀行へ返送し、
書類がジャパン銀行に届いてから1カ月位、販売店と銀行で返金交渉が行われるとの事。
交渉決裂した場合別の所書類が届き、保険適用による保護申請手続きへ移行となり、
その決裁が1カ月~3カ月かかる(書類の往復の日数など含めて)との事。
うわ・・・面倒くさい・・・大変・・・。
という事で、はやくても5月中、遅ければ8月位までかかりそうという状況になりました。
気が遠くなるような話です。
<2019年4月8日:18時頃>
帰宅すると異議申し立てに関する書類が届いていましたが、ここで失敗にきがつきました。
というのも3月29日に既に番号を変更してしまったので、
不正利用にあった番号が判らず、書類を完成できないという・・・。
<2019年4月9日:11時頃>
ジャパンネット銀行に問い合わせし、
被害にあったVISAデビットのカード番号を教えてもらいました。その後ポスト投函完了。
この後って、銀行から何か連絡がくるのかな・・・?良くわかっていません。
<2019年5月13日:10時頃>
この日は本当に突然やってきました。
ジャパンネット銀行からは一切何の連絡もないのですが、△円が突然返金されました。
という事で、この件については約2カ月で無事解決となりました。
====
<経緯のまとめ>
1)VISAデビットカードで不正利用があったら、すぐに番号を変更する事。
ただしその際に、変更前の番号を写真にとっておくなどして保管しておくこと。
(後でジャパンネット銀行に提出する書類に、番号が必要になる)
2)VISAデビットカードで不正利用にあった場合、
「確定」にかわらないと銀行は対応してくれないので不安でもまつ事。
※「確定」にきりかわらず「利用」のままの場合は、
一定の時間がたてば勝手に返金されるらしい。
3)「確定」に切り替わったら銀行へ電話。その際、警察への届け出を銀行に求められる。
ただし、警察(刑事課)へ行っても、事件として受理してくれず相談受付対応となる。
その際、相談受付番号を教えてもらえるので聞いておく(口頭伝達)。
4)ジャパンネット銀行から不正利用に関する(?)書類が届くので記載して返送する。
銀行に届いてから1カ月、銀行側と不正利用対象となった企業との間で返金交渉が行われる。
5)4)で、不正利用対象となった企業から代金が返金されれば解決となる。
ただし、返金されない場合もありうるので、その場合は次は保険適用の検討対応に切り替わるらしい。
その際は別の書類が送られてくるので、記載して返送が必要。
ジャパンネット銀行で受理した後、1~3か月の銀行審査期間があり、
問題がなければそののち返金される模様。
※なお、今回は4)で解決したので5)の対応は行っていない。
という事になります。
====
<VISAデビットカード利用の注意点>
今回の事を受けての自分なりの反省点と注意点ですが、
VISAデビットカードはあくまでも暫定利用と位置付け、
1回で利用できる上限金額を、1万円や5000円以下など、
低めに設定しておく事が大切と痛感しました。
ネットで調べた所、クレジットカードの不正利用と、
VISAデビットの不正利用では全く対応が異なるようで、
実際に口座から現金が落ちてしまうVISAデビットカードは、
万が一不正利用になってしまうと、
対応に非常に時間がかかるという事がわかりました。
今回は約2か月での返金となりましたが、相手先企業が返金を拒んだ場合、
そこから保険対応に切り替わるため、審査などで更に時間がかかるため、
高額の不正利用にあってしまうと、実際に現金がなくなるので、
かなり大変な事になる可能性があります。
という事で今回の件の総括・まとめ、でした。いやはや解決して良かった。
<2019年3月29日:2時4分>
朝おきてみるとVISAデビットの利用を案内するメールが届いていました。
深夜の2時4分に△円のお買い物(金額は伏せます)って・・・。
VISAデビットは、利用があると即時口座から代金が落ちるため、
すぐに利用を促すメールが届くのですが、深夜2時は寝ている時間。
この時間にVISAデビットを利用するはずもなく、
不正利用!?と気が付き、この件は始まりました。
<2019年3月29日:7時頃>
すぐにオンライン明細を確認しました。
すると確かに身に覚えのない利用が確認されました。
利用先は高級化粧品会社でした。
これは推測ですが、過去海外通販を利用する際に、
VISAデビットカードを利用した事があったのですが、
漏れたとしたらそこかな・・・と感じました。
という事で、まず以下を実施しました。
1)カード番号の変更
2)利用限度額の大幅減少
これで、以後の2次被害は抑えられるはず・・・です。
ジャパンネット銀行のVISAデビットカードは、
初期設定は1回の上限利用金額が結構な高額に設定されています。
もしもこの事に気が付いていて、上限利用金額を低めにしておけば、
今回の事は避けられたかもしれないのですが、今となってはあとの祭りです・・・。
という事で、気を取り直してジャパンネット銀行の補償について調べてみました。
まず、VISAデビットの不正利用の補償は、インターネットバンキングの場合、
1口座あたり年間500万円まで受ける事ができるようです。
次に補償申請の手続きについてですが、
ジャパンネット銀行のホームページを確認してみると、以下のような記載がありました。
問い合わせをするにしても「利用」が「確定」に切り替わってからの問い合わせが必要という事です。
銀行にデータが届き、確定利用とならなければ銀行も動く事が出来ないという事ですね。
過去の経験上「利用」が「確定」に切り替わるには2日~6日位かかるので、
少しの辛抱が必要そうです。
<2019年3月29日:10時頃>
今回の請求元となっているショップに電話をしてみました。
・購入した記憶がない事
・オーソリ状態のため却下してくれれば不正はとめられる事
をお伝えしたのですが、当然私からの注文履歴はなく、
注文履歴がないと特定が不可能なため、オーソリを止める事は出来ないとの案内でした。
これは当然っちゃ当然ですね・・・。
<2019年3月29日:11時半頃>
この日は午前半休をとり警察署に被害届けを出しにいきました。
但しVISAデビットの場合は銀行のお金がなくなったという事になり、
被害届は銀行が提出するものと教えてもらいました。
とはいえ、銀行も警察に相談しないと補償等もしてくれない事も理解してくれて、
”相談を受けた事を示す番号”と”刑事さんの名刺”を頂きました。
「この番号を銀行側に伝えれば調査の上補償してもらえるでしょう!」とのアドバイスと共に、
「何か不明点があったら気軽に電話してください!」との話も頂きました。
なんて親切なんでしょう、感謝!!
<2019年3月29日:16時半頃>
まだ「確定」ではなく「利用」でしたが、ジャパンネット銀行に電話をしてみました。
・警察へ届けた事
・請求元となっているショップへ問い合わせたが対応できないと言われた事
・自分以外の人間が利用する事はありえない事
・カード番号は既に停止(削除)した事
・利用可能金額を大きく引き下げた事
を伝えたところ、その後色々と丁寧にヒアリングはしていただけましたが、
ホームページのアナウンス通り「確定」に切り替わってからの対応になるとの事。
わかった事としては、不正引き落としがある前日、
“英語の会社名(会社名は教えてもらいましたが記載しません)からカード有効性チェックがあった”
という話を教えてもらいました。
また以下のアナウンスもありました。
「利用」の状態でも金額枠を抑えにくるので、
代金は仮引き落としされるという事(預かりのような形)。
その後ショップが注文を確定し、上に書いてあった英語のオーソリ会社を経由し
ジャパンネット銀行に注文確定データを送られるという事。
ここで初めて「確定」に切り替わり、実際の支払い処理が行われるという事。
「確定」になると正式に代金を何処の誰に支払うかが銀行側で確定する事。
と、これらを改めて教えてもらいました。
なお、今日を受付日とし30日以内に再度連絡がほしいとの案内でした。
もし30日近くなって「確定」になっていなくても必ず電話がほしいとの事でした。
以下、電話を切ってから自分で調べた事です。
・「利用」のまま切り替わらない場合は、出金日から60日後(出金日を含まず)に返金される。
・「確定」の場合は、既に支払い処理がされてしまっている事から事故対応となる。
という事のようです。どうあれ2~3か月はお金は戻ってこなそうで、トホホですね・・・。
<2019年4月4日:6時頃>
「利用」が「確定」に切り替わりました。
日中にジャパンネット銀行に問い合わせしてみる予定です。
<2019年4月4日:13時頃>
ジャパンネット銀行に電話しました。
結論からいうと最短でも1カ月半~最長で4カ月以上かかるとの回答でした。
初動対応としては、ジャパンネット銀行から1~2週間すると書類が送付され、
書類を記載しジャパンネット銀行へ返送し、
書類がジャパン銀行に届いてから1カ月位、販売店と銀行で返金交渉が行われるとの事。
交渉決裂した場合別の所書類が届き、保険適用による保護申請手続きへ移行となり、
その決裁が1カ月~3カ月かかる(書類の往復の日数など含めて)との事。
うわ・・・面倒くさい・・・大変・・・。
という事で、はやくても5月中、遅ければ8月位までかかりそうという状況になりました。
気が遠くなるような話です。
<2019年4月8日:18時頃>
帰宅すると異議申し立てに関する書類が届いていましたが、ここで失敗にきがつきました。
というのも3月29日に既に番号を変更してしまったので、
不正利用にあった番号が判らず、書類を完成できないという・・・。
<2019年4月9日:11時頃>
ジャパンネット銀行に問い合わせし、
被害にあったVISAデビットのカード番号を教えてもらいました。その後ポスト投函完了。
この後って、銀行から何か連絡がくるのかな・・・?良くわかっていません。
<2019年5月13日:10時頃>
この日は本当に突然やってきました。
ジャパンネット銀行からは一切何の連絡もないのですが、△円が突然返金されました。
という事で、この件については約2カ月で無事解決となりました。
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<経緯のまとめ>
1)VISAデビットカードで不正利用があったら、すぐに番号を変更する事。
ただしその際に、変更前の番号を写真にとっておくなどして保管しておくこと。
(後でジャパンネット銀行に提出する書類に、番号が必要になる)
2)VISAデビットカードで不正利用にあった場合、
「確定」にかわらないと銀行は対応してくれないので不安でもまつ事。
※「確定」にきりかわらず「利用」のままの場合は、
一定の時間がたてば勝手に返金されるらしい。
3)「確定」に切り替わったら銀行へ電話。その際、警察への届け出を銀行に求められる。
ただし、警察(刑事課)へ行っても、事件として受理してくれず相談受付対応となる。
その際、相談受付番号を教えてもらえるので聞いておく(口頭伝達)。
4)ジャパンネット銀行から不正利用に関する(?)書類が届くので記載して返送する。
銀行に届いてから1カ月、銀行側と不正利用対象となった企業との間で返金交渉が行われる。
5)4)で、不正利用対象となった企業から代金が返金されれば解決となる。
ただし、返金されない場合もありうるので、その場合は次は保険適用の検討対応に切り替わるらしい。
その際は別の書類が送られてくるので、記載して返送が必要。
ジャパンネット銀行で受理した後、1~3か月の銀行審査期間があり、
問題がなければそののち返金される模様。
※なお、今回は4)で解決したので5)の対応は行っていない。
という事になります。
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<VISAデビットカード利用の注意点>
今回の事を受けての自分なりの反省点と注意点ですが、
VISAデビットカードはあくまでも暫定利用と位置付け、
1回で利用できる上限金額を、1万円や5000円以下など、
低めに設定しておく事が大切と痛感しました。
ネットで調べた所、クレジットカードの不正利用と、
VISAデビットの不正利用では全く対応が異なるようで、
実際に口座から現金が落ちてしまうVISAデビットカードは、
万が一不正利用になってしまうと、
対応に非常に時間がかかるという事がわかりました。
今回は約2か月での返金となりましたが、相手先企業が返金を拒んだ場合、
そこから保険対応に切り替わるため、審査などで更に時間がかかるため、
高額の不正利用にあってしまうと、実際に現金がなくなるので、
かなり大変な事になる可能性があります。
という事で今回の件の総括・まとめ、でした。いやはや解決して良かった。
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