駄文置場

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Voxengoから発売になったTEOTE というマスタリングプラグインを購入しました。

TEOTEはいわゆるインテリジェントAIプラグインの一種で、流行りのGULLFOSSに似たような、音を良い感じに整えてくれるプラグインです。

メーカによれば、ミキシングやマスタリングの際に行われる、穏やかな共鳴の調整、ディエシング、チルトイコライジングなどのタスクを自動的に実行するダイナミックイコライザーです。

と書かれていて、その名の通りマスタバスに差しプリセットを選ぶだけで、結構良い感じに音を調整してくれます。

実際の音のイメージでいうと、2mixでセンターがごちゃついた音源で利用する事で、団子状態の音が交通整理される感覚です。

GULLFOSSも似たような事ができますが、GULLFOSSは音を減算してすっきり仕上げるのに対して、TEOTEは全体をリバランスして良い感じの音を作りにいくプラグインになっています。

ですので、実際に使ってみると全く違う結果になります。

実際どのような違いがあるかは、下記Youtube動画の4分22秒あたりがわかりやすいです。GULFOSS はすっきり交通整理された音を作るのに対し、TEOTE はどっしりとした感じの迫力ある音になっている事がわかるかと思います。


続いてGUIの紹介です。
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プリセットも用意されているので最初は Remasterring や Rebalance 等を選ぶだけで、おお!と驚く程良い音になるのですが、細かく調整したい場合 UI の2つのパネルを調整します。

左側が Dynamics パネル、右側が Spectral Profile パネルになっています。

※Dynamics パネル 全体的なラウドネスや視聴感を調整するパネル
FX :全体の効き具合
Boost Thrs:ラウドネスの調整
Base Atk と Base Rls:効き具合のタイミングの調整(イメージでいうとコンプレッサーのアタックとリリースのようなイメージ)
Chn Link:チャンネル間の相関の効き具合の調整(実際に使ってもよく判らず、汗)

※Spectral Profile パネル プラグイン上に表示されるスペクトラムを調整するパネル
Bands:スペクトラム数を大きくしたり細かくしたりできる(バンドの増減)
Slope:EQの最大振り幅をどの程度まで許すかを設定(-6dbから-3dbまでの範囲で調整できる) 
Lo Cut & Hi Cut:書くまでもないですが、そのままです。
Room Dip:ムズムズしたような音にするとの事でしたが良くわかりませんでした。

その他、色々とボタンがついていたり、アウトプットゲインなど他に機能もあるのですが、細かくなるので説明を割愛します。

===

今回はリリース記念という事で、PayPal 経由で決済をし、日本円で約 7,000 円程度で購入する事ができました。

そして実際に使ってみて感じた事ですが、簡単な手順で今風の素敵な音にまとめてくれる本当に素晴らしいプラグインであり、その性能と手軽さに本当におどろきました。

どうしてもうまく調整できない・・・ちょっとしたあの音が気になる・・・ダイナミクス感が・・・迫力が・・・など素人の自分が悩んでいた所を、良い感じに調整してくれる魔法のようなプラグインだと感じました。しかもそれがこの価格とは・・・恐ろしい時代になりました。

また Voxengo はライセンス認証もゆるく、正規ライセンスさえ購入してしまえば認証回数などに上限はありませんし、購入して一定期間がたてばライセンスを他人に譲渡する事も許されています。

そういった意味でもとても使いやすいプラグインになっており、是非おすすめしたい(体験版をつかい試してほしい)プラグインの1つです。

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